キャリア支援
キャリア支援について
就職に強い理由
コロナ禍や世界で起きている情勢の不安定さによって、先行きの景況感は不透明であり、学生を取り巻く雇用環境は楽観視できるものではありません。
しかし、学生が本学の体系的なキャリア教育と多様な就職支援を活用しつつ、意欲的に就職活動を行ったこと、また、本学卒業生に対する企業の高い評価に支えられたことにより、高い就職率を保っています。コロナ禍においても、10月中旬に対面にて開催した学内合同業界研究会には、約150社の企業・団体にご参加いただきました。
2022年度卒業生の就職率は98.8％となりました。就職先としては、金融機関が最も高く、年々公務員になる学生も増えてきました。本学学生は、山口県を含む中国地方への就職だけでなく、関東や九州など様々なエリアに就職しており、卒業生は全国的に活躍しています。
体系的なキャリア教育プログラム
体系的なキャリア教育プログラムのもと、学生の就業意識を涵養し、「キャリア」を主体的に設計することができる人材を育成し ます。
プログラム紹介
市大キャリアスタディ
本学卒業生を招いて、自身の仕事での経験談や業界・職種のことを語っていただき、生きた情報を得ることができます。
合同業界研究会
200社を超える企業にご来学いただき、様々な業種・企業の説明を聞くことができ、自身のキャリアを考えるきっかけとなります。
就活直前セミナー
就職活動が本格的に始まる前に本学卒業生による実践さながらの面接指導など、就職活動に実践的に役立つ講座を行います。
自分を信じて努力を怠らない
経済学科 2022年度卒業
花山 詩奈 熊本県立第二高等学校 出身
就職先：株式会社福岡銀行
就職活動は地方銀行を中心に行いました。キャリアデザインⅠ※で卒業生による講義での「自分をありのままに表現することが大切」という言葉が印象的で、面接ではこれまでの努力や思いを素直に自分の言葉で述べ、自分の個性をしっかりと伝えることができました。これから銀行員として、あらゆるニーズに自信をもって応えられるよう常に学び続ける姿勢を持ち自分を磨いていきたいです。
※「キャリアデザインⅠ」は2023年度より「キャリアデザインA・B」に科目名称を変更します。
イメージを深める業界の生の声
国際商学科 2022年度卒業
安部 綜一郎 下関商業高等学校
就職先：株式会社日本政策金融公庫
3年次の夏に参加したインターンシップで金融業界に魅力を感じ、金融に絞って就職活動を進めました。学内合同業界研究会では担当者の方と直接話し、企業に対する理解や就職活動のイメージを深めることができ、面接ではより具体的に志望動機を話すことができました。将来は、政策金融を担う者として政策とお客様を融資で繋ぎ、地域経済の発展や国民生活の向上に貢献していきたいです。
実体験が強い味方になる
公共マネジメント学科 2022年度卒業
沖田 圭矢 広島県立廿日市高等学校 出身
就職先：山口県庁
3年次の秋に地方公務員を志しました。この時に参加したインターンシップの職業体験で、市職員の方が仕事をする姿が印象に残り自分の中の将来像がより鮮明になりました。実際になりたい職業を体験することで、面接では自分自身で見たことや聞いたことなど自分なりの志望動機を話すことができました。これからは、新しいことにも果敢に挑んでいき、住みやすく、元気な県を作っていきたいです。